帰国して4ヶ月も経ってしまった

さてもう日本に戻って4ヶ月も経ったことだし、自分の現状や最近の関心ごとを書くときがやってきたように思う。

日本に帰ってきてからのはじめの2ヶ月くらいは、そうだな、やはり気分はどこか沈んでいた。帰ってきた、ではなく帰ってきてしまったと思ったものだった。

決して100%望んでの帰国ではなかった。人生の妥協だったとも言えるかもしれない。でもね、実は帰ってきたことを後悔することはかなり少ない。今、イギリスにいても仕方が無いことを知っているし、いろいろな意味で日本はやはり自分の国だと感じる。それに関しては一言で説明できることが少ないので、これから少しずつ書いていくとしよう。

イギリスは、四季はある国だが日本とはまたちがう四季を感じさせてくれていた。
そういえばイギリスに桜みたいなものは咲いていたけど、ソメイヨシノではないようで、やはり何かが違っていた。3年ぶりとなる日本の桜。長い冬が終わって東京では3月から4月に暦が変わるくらいに開花。暖かい4月の初めに中目黒まで足を延ばしてみた。平日だというのに多くの人で賑わっているのが見えて、東京の平日の不思議も同時に味わう。


目黒川の桜


確かに桜は美しい。だけど何度東京の桜観てもやはり、地元は青森の、弘前公園の桜には勝るまいと思った。
ゴールデンウィークは青森に少しだけ帰るので、弘前の桜も拝んでこなければ。


桜色のシャンパンに桜の花びらが自然に迷い込む、そんな芸を観ることが出来た